ひと月遅れる日記

枯れることのよさ

フィルムカメラのよさ。
独特の味がとか温かみがとか、ふわっとしたものじゃないはっきりした理由に気づいた。

それは、これから新しい機種が出てくることはないって事だ(多分)。
インスタントフィルム系のカメラを除けば、新たに開発されることもなく、NikonやCanonのいくつかの現行機種の生産(既に在庫だけ?)が終わりでもすれば新品を買うこともできなくなる。

世の中で使われてるものから選択するしかない、という制限。不毛なスペック競争とは無縁でいられる清々しさ。